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エラッタ今北産業 9月版 〜また一つ、時代が終わり、新たな時代が創造される〜

どうもこんにちは、しおころです。

今日は先に発表されたエラッタの話なのですが、その前に一つ謝辞を。

 

皆様、記事を読んでいただきありがとうございます。正直この記事を書いた経緯として、その日の昼にイシス珍獣に5連続ぐらい当たって、7戦しかしてないのに2時間半ぐらい座らされて何もねぇ、っていうことがあり、それに対する個人的感情も一つにあったのですが、それでも、上位帯の方、そうでない方からも沢山のコメント、意見をいただきまして、記事を書いた身としては恐悦至極、感謝感激雨あられといった感じでございます。こういったコメント、意見の全てがボクの活動の励みになるので、是非とも宜しくお願いします。まだ見てない人は見ろください。

 

ということで、前書きはこのくらいにして本題に入りましょう。今回も3行とは言ってません。というか3行なんかじゃ終わりません。はっきりわかんだね。

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©️SEGA

今回のエラッタはこちら。変更点については画像を参照して頂きつつ、例によって環境の重要度順に見ていこう。

★☆☆:環境への影響度は低いと思われる。

・残夢のグリーヴァ

後攻初手で軽減なしで出せるようになったが、あまり使い勝手は変わらなさそう。相手の盤面に干渉できるのは結構なのだが、紫単にとって1枚ハンドリソースを失うのはかなりの痛手である。アザゼルルキフグスという強力なライバルがいるため、今後も出番には恵まれなさそう。せめて紫ゲージを増やしてくれれば良かったのだが…。

とまぁここまでボロクソに書いてきたが、「悪魔」、そして「紫ゲージを消費しない」ということを利用して、赤中心の悪魔デッキに入ることはありそうではある。

 

・ガンマバースト

ライドラやゴルクラと合わせればみんな寝ます。再利用も出来て一石二鳥!!

……すまん、それ「エレクトリックファング」でよくね??なんなら「ジャッジメント」でよくね??

とにかくCP2は流石に重すぎるって感じですね。ただ決して弱いわけではないので、今後の研究次第、と言ったところではある。

 

★★☆:環境への影響は中程度。既存のカードと並べてみて、環境に合わせて採用する、デッキを構築する、と言った感じ。

・アムネシア

効果が永続ではなくなったので返しの「書神トト」のCIP効果に合わせることが出来なくなった。さらに加護に対するメタ性能もなくなってしまったため、それに対しては別の回答を用意する必要がある。今後は1CP残して「冥土の献上品」か、あるいはCP増加のデメリットこそ残すが0CPで使える「死出の冥銭」、あるいは素直に「デストラクションスピア」との採用で意見が分かれそうだ。ただこれらのカード達は、後述する「天上剣士イズナ」に対して全くの無力である、ということを認識しなくてはならない。

とまぁここまで懸念点を述べてきたが、それでもOC効果を打ち消す、相手にテンポロスを強いる、などの点でメタカードとしてまだまだ優秀な面は多く、例えターン終了時までだったとしても、返しに「英霊王ギルガメッシュ」すればいいのでしっかり返せればあまり問題のない変更であるとも言える。

・創世竜ティアマト、スポア・アクトレス

謎強化。固着がついた、と一言でいえば簡単だが、「ゴールド・ダルマン」、さらには「奥義・タワーエグゼクト」に対して強力な耐性を持つことになる。どちらも強力な効果を持っているため、着地させる展開になってしまうとさらに厄介になる事だろう。

(スポアアクトレスが前期8pなのはカード自体のパワーというより環境のせいってそれ一)

レヴィアタン

後述する理由によりエラッタ後は【イシス系統】のデッキが少なくことが予想されるため、そこから一気に環境が動くことを予測したエラッタ

簡単にいえば、リトルウォンドオシリスヴィイザナミ3点ドーン!という動きができなくなった。が、イザナミを「冥王ハデス」にするだけで点数は入らないものの相手の盤面を更地にすることが出来る。凶悪ムーブはまだ健在だろう。

・テンプルアーチャー

これも現環境終了後の【戦士系統】の台頭をみたものだろうか。雑に重くなった。特に【(代償)戦士ワンショット】は必ずこのユニットを経由しないとワンショットがほぼ不可能なので、コスト上昇は大きな痛手になる事が予想される。まぁでも「星輝神ヌト」、「ブッシュファイター」と共に戦士デッキの立ち位置を文字通り「加速度的に」築いてきたユニットなので順当なエラッタと言える。

・天上剣士イズナ

ようやくSRユニットらしくなった、と言うべきか。トリガーバウンスに破壊耐性と次元干渉の天使サポート、そしてライフ回復能力と自己完結を体で表したようなユニットになった。【天使系統】復権の第一歩だが、結局「虚悪神アンラ・マンユ」でなんとかされてしまうのが困りもの。出るか、悪即斬。

 

★★★:環境への影響は大変大きく、これらのカードのエラッタによって既存のアーキタイプが無くなったり、大きく変わる可能性がある。

・創造神機ブラフマー

思わず目を疑うほどの大幅強化。先攻3ターン目にはシズクが3体並んでいるのを想像するとゾッとする。墓地肥やしは「デスパレート」や「邪竜アポビス」で雑になんとかなるため以前より困ることはないだろう。そして何より「光翼神ホルス」に引っかからなくなったのが偉すぎる。そして「並べてマモン」にギリギリ間に合うので【マモン悪魔】を初め横に強い赤系のデッキでは従来の戦術では通用しなくなるかもしれない。相変わらず「天帝インドラ」初め消滅に弱いデザインも変わらずだが。

横展開の動きが弱いと言われてる昨今、最後の希望が今立ち上がった。時代を「創造」できるか。

・豊穣神イシス

環境が環境だったために、このエラッタの目玉と言っていいカード。「回すデッキ」懲罰調整その1。事実上の起動効果になってしまった。【イシス珍獣】や【青紫】に従来のような回転力は期待できそうにない。よしんば新しいアーキタイプが出来たとしても、脅威度はだいぶ下がることになるだろう。これによって【紫系統】もとばっちりを食らったのが解せないところではあるが。

上の記事にも書いたが、このカードが「持ち時間の不平等」を生み出していたことに疑問の余地はないだろう。イシスのエラッタによってこの不平等は図らずとも解消された訳だが、「これで満足か?」という運営からの問いかけに対して、ボクは具体的なコメントを差し控えさせていただきたい。

・マリンステラガール

「回すデッキ」懲罰調整その2。生存率がグッと減った。出たターンに単体で出しても2枚、「海底の楽園」を絡めれば4枚デッキを圧縮できる強力なカードなのは変わらずだが、「封札の煉獄炎」、「ドラグーン・レイア」で簡単に返せるようになり、下手に並べると「妖精王オベロン」で壊滅的な打撃を受ける可能性がある。

「これじゃ低すぎる!」との声が多いが、返しのことを考えると「悪意のプレリュード」を擁する【紫系統】以外4000も5000も変わらないので妥当な調整だと思います。

・魔王・信長

イシスのエラッタはまぁ来るだろうなと思ってたので、ブラフマーと合わせて正直驚いたカードの一つだった。運営はこのカードが「後攻1ターン目に出てくる」ことの意味を本当に理解しているのだろうか?特に言及はしませんがまぁ直後にツイートしたこれがまぁ何となく所感を表してると思うので見といてください。

 

・ブレイブシールド

今回唯一のJKエラッタ。個人的にはCPが増えるかなぁと思ってたのだがまさかのゲージ増。以前までは早いデッキなら少なくとも2回、なんだったら3回ぐらい使えてゴリ押し出来たが、これより先は使用回数の期待値が2回を下回ることになりそうだ。そもそも役割が違うため、なら「ディバインシールド」使えよ、とは言いづらいし、小JKには「ルインリード」「ソウルエクスキュージョン」、中JKにも「ティンクル☆リンク」など優秀なJKが増えているため、採用率が落ちることは間違いないだろう。逆に、防御禁止によって打点が上がる「チェックメイトアクト」にスポットが上がるかもしれない。

 

とまぁ駆け足になってしまったがこんな所だろうか。「環境を遅くしたい!」という運営の意志は「なんとなく」見えるのだが、信長の修正などもあり、「環境の低速化」も「なんとなく」しか進まないだろう。まぁ少なくともこれより先は「自分が操作できない時間が1試合で15分ぐらいある」ことは少なくなるだろうか。楽しくゲーム出来ればそれでいいです。

 

おしまい